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【読書記録】東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる

Book Journal

この【読書記録】は、読書をもっと実のある時間にするための振り返りやアウトプットの練習、そして未来の自分へのメッセージとして残しているものです。
読みづらいところもあるかもしれませんが、ご愛嬌ということで、気軽に読んでもらえたらうれしいです!

📚 本の基本情報

書   名: 東大院生が開発!頭のいい説明は型で決まる
著   者: 犬塚 壮志
出 版 社: PHP研究所
発 行 年: 2018年
ジャンル :#ビジネス書 #自己啓発 #説明力

🌱 この本を選んだきっかけ

仕事の打合せで人に説明する時にうまく伝えられず、正直「馬鹿にされたくない」「頭がいいと思われたい」という気持ちからこの本を手に取りました。
せっかく説明するなら、相手に興味を持って話を聞いてもらえる伝え方ができるようになりたいと思ったのがきっかけです。

✏️ 記録・感じたこと

本を読み進めてみると、一対一での説明方法というよりも、一対複数

例えば教壇に立って生徒に教えるような場面など、ある程度まとまった人数に向けた説明を想定した活用法が多く紹介されていると感じました。(買うときに気が付かなかった…)

そのため、当初の目的であった「仕事での個別の説明力」をそのまま身につけられたかというと、少し違う印象です。

ですが、ブログ作成や研究発表など、対象に向けて話す・伝える場面においては、納得できる点や、今後の参考になる考え方が多くありました。

ポイント

この本から大きく3つのポイントを私なりに読み取りました。

  1. 「説明のうまさ」はセンスではなく「型」で決まる
  2. 最初に「結論」や「全体像」を示すことが重要
  3. 説明は「相手視点」で組み立てるべきもの
1.「説明のうまさ」はセンスではなく「型」で決まる

頭がいい人は、感覚的に話しているわけではなく、再現可能な構造を使って説明していると本書では述べられています。
なにを、どのレベルまで理解してもらいたいのかを「IKPOLET法」を用いて分解し、説明をフォーマット化することで、誰でも一定水準の説明ができるようになる、という考え方です。

2.最初に「結論」や「全体像」を示すことが重要

聞き手が話の途中で迷子にならないよう、説明のゴールを最初に提示することが重要だと述べられています。

説明する側と聞き手の間で「何を目的として話しているのか」が共有されているかどうかが、相手の理解の深さに大きく影響する、という考え方です。

3.説明は「相手視点」で組み立てるべきもの

説明は、自分が話したい順番ではなく、相手が理解しやすい順番で組み立てるべきだと本書では述べられています。

自分と相手に理解度の差がある場合には、その差を無視して話すのではなく、適切な高さで「理解の階段」を作り、相手が一段ずつ自ら上っていけるように導く必要がある、という考え方です。

新たな発見

以前、別の本で「世の中には説明の型が多く出回っているが、そういったものは不要だ」という主張を読んだことがあります。
その考え方を否定するつもりはありませんが、本書のように「説明には型がある」という前提を念頭に置いておくだけでも、他人に説明する際には十分有用なのではないかと感じました。

余談ですが、先日「金フレ」でおなじみのTEX加藤さんの講義を受けた際、ほとんど本書で紹介されている型どおりに話されていて驚きました。
とても自然に説明されていたので、教鞭をとる立場の方は、意識せずともこうした説明の型を自然と身につけていくものなのかもしれません。

👤 こんな人におすすめ!

  • 高発表やプレゼン、打合せなど、一対複数に向けて話す・書く機会がある人
  • 人に説明するのが苦手だと感じている人
  • 「何が言いたいのか分からない」と言われがちな人

🎯 超個人的 総評

⭐ 総合評価:★3.5/5.0

📊 評価内訳:

  • 読 み や す さ: ★★★★☆
  • 内容の充実度 : ★★★☆☆
  • 実  用  性: ★★★☆☆

本書は、「説明のうまさはセンスではなく、型で決まる」という立場を一貫して取っている一冊です。
難しい理論を掘り下げるというよりも、説明が伝わらない理由や、相手に伝わりやすくするための考え方を、シンプルな枠組みで整理しています。

全体として読みやすく、説明の構造を意識するきっかけを与えてくれる点はよいと感じました。
一方で、想定されている場面は発表や授業、ブログなど一対複数向けの説明が中心で、仕事における一対一の細かな説明をそのまま改善したい人にとっては、少し方向性が異なるかもしれません。

ただ、「説明には型がある」という前提を知っているだけでも、他人に説明する際の意識は変わります。
型を厳密に使うというよりも、説明前に考えを整理するための補助線として活用するのが、本書の現実的な使い方だと感じました。

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💡 参考

目次

はじめに
 伝わらない知識やスキルは「ない」に等しい
 説明力は、万人に求められるスキル
 「難しい」とは、あなたと相手とのギャップ
 あなたにしか伝えられない知識やスキルがある
 偏差値30台から、東大生を多数輩出する予備校講師に

第1講 なぜ、あなたの説明はわかってもらえないのか?
 もの人の学力と説明力は別次元のもの
 わかってもらう説明に必要な「たった1つのこと」
 あなたの説明がわかってもらえない「3つの原因」
 説明は、聴いてもらわないと何も始まらない
 自分自身がわかっていないことも
 そもそも、”わかる”とは何か?
 知識がないと理解できない
 なぜ、相手の知識がわからないのか?
 「相手に残る説明」の必要条件とは?

第2講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「I」
 しっかりわかってもらう説明には“型”がある
 わかってもらう説明の黄金フォーマット「IKPOLET法」とは?
 Step1 興味をひく(Interest)
 ”リスク”は相手を動かす特効薬
 好奇心を刺激する意外性の打ち出し方とは?
 相手を食いつかせる2つの方法
 人は「矛盾」に驚く
 人は“秘密”が大好き
 ■コラム① ラジオの実況中継を聴いてみよう

第3講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「K」
 Step2 聴き手のもっている知識や認識にアクセスする(Knowledge)
 なぜ、感き手の知識にアクセスする必要があるのか?
 説明に必要な“プロファイル”とは何か?
 なぜ、プロファイルが大切なのか?
 何をプロファイルするのか?
 すべては相手のリアクションから
  方法1 ~7つの質問~
  方法2 ~診断的評価~
 「何を説明すればいいのか?」をどう見積もればいいのか?
 聴き手がすでにわかっているときの対処法
 知識のネットワークをつくりやすくする記憶のメカニズム
 9割覚える記憶法
 ■コラム② 図道案内をしてみよう

第4講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「P」
 Step3 目的を示す(Purpose)
 「目的」は理解の羅針盤
 目的と手段を混在させてしまうことのリスクとは?
 そもそも、目的と手段の関係とは?
 手段の説明を軽視しない
 ■コラム③ 子どもに勉強を教えてみよう

第5講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「O」
 Step4 大枠を見せる(Outline)
 なぜ“俯瞰”が必要なのか?
 2つのアウトライン
  アウトライン① ~集合~
  アウトライン② ~時系列~

第6講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「L」
 Step5 つなげる(Link)
 タイプ1 原因と結果「因果関係」
 タイプ2 AのしくみはBである「メカニズム」
 タイプ3 バラバラのものをあるルールでまとめる「帰納法」
 タイプ4 外堀を埋める「周辺知識」

第7講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「E」
 Step6 具体化、事例、証拠を示す (Embodiment, Example, Evidence)
 具体化 ~Embodiment~
 事例 ~Example~
 証拠 ~ Evidence~

第8講 わかってもらう説明の黄金フォーマット「T」
 Step7 転移(Transfer)
 どのようにして転移は起こるのか?
 転移の価値とは?
 転移の拡張性
 転移を促す説明とは?
 IKPOLET法は実践知と理論知の結晶

第9講 できる人だけがもっている3つの極意
 プロが使っている説明の極意
 極意1~バックワード・デザイン~
 極意2 ~メンタルバリア・ブレイク~
 極意3~比喩~

おわりに
IKPOLET法テンプレート

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